宮城仙台の弁護士にご相談を  「青葉法律事務所」WEBLOG

ベテランから若手まで弁護士5人で頑張っています。一番町の弁護士事務所 「青葉法律事務所」のブログです。法律相談ご予約は022-223-5590までお気軽にお電話下さい。【仙台 弁護士 相談】

20130729231116

遺言者が遺言書の文面全体に故意に斜線を引いた行為を「故意に遺言書を破棄したとき」に該当するとして遺言撤回とみなした裁判例

f:id:aoba-law:20130802173148j:plain

遺言書の破棄

 遺言書を書いた人が、その遺言書を故意に破棄した場合、その破棄した部分については撤回したものとみなされます。

参考条文:民法1024条前段

遺言者が故意に遺言書を破棄したときは、その破棄した部分については、遺言を撤回したものとみなす。

遺言書の文面全体に故意に斜線を引いた事例

 遺言者が自筆証書遺言書の文面全体に故意に斜線を引いた事件において、それが遺言書の破棄に該当するかどうかが争われました。最高裁は、敢えて文面全体に斜線を引くという行為について「一般的な意味に照らして、その遺言書の全体を不要なものとして、そこに記載された遺言書の全ての効力を失わせる意思の表れとみるのが相当である」として、遺言を撤回したものとみなしました。

 もちろんあくまで事例判断ですが、今後の遺言書に関する事件の参考になると思います。

仙台 青葉法律事務所の弁護士にご相談下さい

 この記事に限らずですが本記事やご自身のみで判断されず相続に関する問題は、弁護士にご相談下さい。青葉法律事務所の法律相談ご予約番号は022-223-5590となります。所属弁護士のプロフィールや弁護士費用一覧など詳細は青葉法律事務所HPを御覧ください。

(相続に関する本記事は仙台 弁護士 青葉法律事務所弁護士「浅沼賢広」が書きました。)
 執筆当時の法律状況を前提としています。

青葉法律事務所ブログ相続に関するエントリ一覧

 青葉法律事務所ブログ 相続エントリ一覧