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宮城仙台の弁護士にご相談を  「青葉法律事務所」WEBLOG

ベテランから若手まで弁護士5人で頑張っています。一番町の弁護士事務所 「青葉法律事務所」のブログです。法律相談ご予約は022-223-5590までお気軽にお電話下さい。【仙台 弁護士 相談】

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過去の借金について請求書が来た!裁判を起こされた!払わなくちゃいけないの?

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            (なにごと!?)

 消費者金融会社からの借り入れは、原則、最終取引日からその後何もなければ5年で消滅時効となります*1。ただ、消滅時効は、借りた人が自ら「援用」(主張)することが必要です。5年経過したからといって自動的には消えません。


 つまり、消滅時効完成に必要な期間が経過しても、借主が自ら消滅時効の主張をしない限り貸金の請求権は消えず、法的には「ある」わけです。

 それを利用して、業者が消滅時効期間が経過している貸金の請求書を送ってくる例があります。

 この場合、送られた方が安易に「払います」「支払をちょっと待ってください」と借金を認める発言をしたり、一部支払ったりすると消滅時効を主張できなくなります。

 さらには、請求するだけではなく裁判を起こすところもあるようです。この場合、「昔の借金だし放っておこう」と言って放置すると欠席裁判で相手方勝訴の判決が出ます。判決確定後に「いや消滅時効が完成していたんだ」と言っても後の祭りです。

 このように過去の借金について請求が来た場合や裁判を起こされた場合は、ちょっとの対応ミスで大変なことになりかねないので、お一人で悩まれるより、まずは弁護士にご相談下さい。


<この記事は、仙台市の弁護士事務所「青葉法律事務所」弁護士 浅沼賢広 執筆の記事です(平成26年7月17日)。記事は執筆当時の条文、法律状況を前提としています。>
 
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*1:時効中断といって消滅時効期間の進行をリセットする制度があります。訴訟提起や承認などです。詳しくは消滅時効のきほん - 仙台 弁護士事務所「青葉法律事務所」 WEBLOGをご覧ください。